中途半端…！！！

朝早く起きて、行って来ました。
アンコン。東京都一般の部・予選。

結果から言うと、銀賞。
金賞まであと10点足りなかった。
（今回の場合。）

絶不調のうえ、ド緊張してしまった。
就活の面接だってそんなに緊張しなかったのに。。。
胸が、チクチク痛む。

朝の練習から調子が悪かった。
Nさんにも突っ込まれるほど。

しかも、久々の舞台での大会は、
音のとび具合やバランスがわからなくなって、
ただでさえ1楽章は鬼門だったのに、
びびっちゃって・・・ぼろぼろだった。

もう、あとは必死だった。
おちないように、ひかないように、、、
吹き終わった瞬間の気持ちは真っ白。

楽器を片付けて、
客席に戻って、
他の団体の曲を聴いてたけど、
泣かないように必死だった。
涙がこぼれないように。

私は泣き虫だけど、
ここでは泣いちゃいけないと思った。

まだ結果はでてない。

帰りたくて逃げ出したくてしょうがなかったけど、
私は結果を自分の耳で聞かなければ・・・。


午後には、少し気分は落ち着いた。

録音してたMDを聴いたら、
思ったよりはずれていなかった。

お昼では近くのジョナサンに入ったんだけど、
昼からビールを飲もうと言っていて、
私は最初遠慮したんだけど、
結局ご一緒してしまった。

ずっと睡眠不足だったし、
悪酔いしそうでちょっと心配だったけど、
まぁ、大丈夫でした。


ただでさえ、アンコンは初で、
経験も私が一番少なくて、
いろいろ足をひっぱっていた。

それにプラスして当日の調子の悪さ。

でも、本番で力を出せないのも、
実力がないことと同じかもしれない。

そう思うと本当に自分が情けなくて。

中3のコンクールも、
高3のコンクールも、
ソロコンも、
私がトップをとった大会は、
全て「銀賞」という結果。

もちろん、賞だけにこだわっているわけではない。
音楽なんてたった1つの正解があるわけじゃないから。

でも、「大会」という名の場に出るのなら、
1番を目指すものだと、私は思っている。

やってきた練習や、
自分の判断に悔いを感じたことはない。

でも、結果には結びつかない。

高校受験も、大学受験も、宅建もそう。
いつも中途半端な私。
自分で自分を許せるボーダーにいる。

それが、自分自身の甘えとなっているのかも。
本当に悔しいんなら、
もっとやるべきことがあるのかもしれない。

まぁ、受験はそんなに悔しい、思いもしてないんだけど。
それは、そこまで勉強に身をいれてなかったかもしれないけど。
（もっとだめじゃんっ！！）

良くも悪くも負けず嫌いな私。
こんな中途半端でいいのか？と思った1日。


ただ、出場したことも、
忙しい日々になってしまったことも、
このメンバーで吹けたことも、
後悔はしていない。

本当にいい経験ができたのだと思う。

私のほかに誰かが吹いてたら、
金賞が取れてたかもしれない。
本選にも行けたかもしれない。

他の上手な3人には迷惑をかけたかもしれない。

でも、こういう機会を与えてくれて嬉しかった。
お誘いがあったとき、本当に嬉しかった。

だから、余計に複雑でもあるんだけど。

趣味の世界とは言え、
クラリネットを吹くことは、
いまや私にとっては欠かせないことかもしれない。

いつまで続けられるかもわからないけど、
こういうのって自分の意識次第でもあると思うから、
もっともっと良い経験ができるように、
できるだけ続けたいと思う。

もっと、自分を磨けたら、
また誰かとアンコンに出てみたい。
とも、少し思う。


実は、最近けっこう後ろ向きな自分だった。
それが、音に出ては悩んでいた。

今はまだ複雑だけど、
楽器を通してまた自分を見つめなおすことができたかな。

家に着く頃には、泣きたい気持ちはなくなっていた。

もっともっと、素敵な自分になりたい。

・・・・なんか話がそれた。。。